00

投野由紀夫

Yukio TONO
東京外国語大学教授
  • 1985年

    東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程英語科 卒業

  • 1987年

    東京学芸大学大学院 修了

  • 1987年

    東京都立航空工業高等専門学校 講師

  • 1990年

    東京学芸大学 講師

  • 1998年

    ランカスター大学(博士課程)(Ph.D. 2002取得)

  • 2001年

    明海大学外国語学部英米語学科 准教授、2005年 教授

  • 2007年

    東京外国語大学大学院地域文化研究科 准教授

  • 2009年

    東京外国語大学大学院総合国際学研究院 教授、2010年 教授

『エースクラウン英和辞典』、『プログレッシブ英和中辞典』第5版(2012)編集主幹。

『エースクラウン英和辞典』、『プログレッシブ英和中辞典』第5版(2012)編集主幹。

  • 1985

    東京学芸大学教育学部中等教育教員養成課程英語科 卒業

  • 1987

    東京学芸大学大学院 修了

  • 1987

    東京都立航空工業高等専門学校 講師

  • 1990

    東京学芸大学 講師

  • 1998

    ランカスター大学(博士課程)(Ph.D. 2002取得)

  • 2001

    明海大学外国語学部英米語学科 准教授、2005年 教授

  • 2007

    東京外国語大学大学院地域文化研究科 准教授

  • 2009

    東京外国語大学大学院総合国際学研究院 教授、2010年 教授

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Interview

インタビュー

2024.04.04 実施

  • 01.-

    辞書編集者になるまで

    先生は、お父様が英語の先生でいらしたということで、小さい頃から「英語」に自然に興味を持たれたのでしょうか。

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    特に英語の勉強に興味があったわけではないのに3年間「基礎英語」を聞き続けられたのはどうしてでしょうか。

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    想像力と創造力を備えたお子さんだったのですね。

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    お父様が英語教師だったから英才教育を受けた、というわけではないのですね。

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    真面目に勉強に部活動に取り組む中学生、といった感じだったのでしょうか。

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    英語の勉強に目覚めたのはいつなのでしょうか。

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    辞書を参照して答案を作成するように勧めてくれた添削者との「運命の」出会いがあったんですよね。

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    東京学芸大学への進学、英語の教員になるということを決められたのは、それがきっかけなのでしょうか。

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    学部時代はどのような勉強、ご研究をされていたのでしょうか。

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    1年間の交換留学も経験されているのですよね。

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    大学4年間で辞書熱はさらに増したそうですが、辞書と大学での勉強との関係はどのような感じだったのですか。

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    辞書ユーザーの検索スキルを実証的に研究してまとめた卒業論文 “On the Dictionary User’s Reference Skills” (1984) がいきなり国際的な評価を得たのはすごいですよね。

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    大学院への進学は自然なことだったのでしょうか。

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    大学院では OED を引きまくっていたと読みました。

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    初めての辞書のお仕事は『英語派生語活用辞典』(1989)でしょうか。

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  • 02.-

    コーパス言語学と辞書編纂

    コーパスに興味を持たれたきっかけを教えてください。

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    それで東京学芸大学の専任の職を辞されてランカスター大学で博士号を取得する決断をされたんですよね。

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    先生は、英語コーパス学会の第6代会長(2016-2019)を務めていらっしゃいますが、日本におけるコーパス研究において、学習者の視点を取り入れた研究の発展に大きく寄与されたのではないかと思っています。

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  • 03.-

    『エースクラウン英和辞典』の編纂

    編集主幹として編纂に携わるようになった経緯を教えてください。

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    『エースクラウン』(初版、2009)が「8年連続で高校・中学の採用推薦がNo.1」(https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dict/ssd10868)となっている秘訣は何でしょうか。

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    先生は、執筆者などの協力者はどのような感じで募っているのでしょうか。

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    『エースクラウン』は、まさしく投野先生らしい辞書という感じがします。コーパスに基づいて単語のふるまいを緻密に分析し記述することよりも、学習者が英語学習を進める上で、文法や語彙のどの部分につまづくのかを分析して、その点を体系的にわかりやすく提示するところが特徴的だと思います。

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  • 04.-

    『プログレッシブ英和中辞典』第5版(2012)の編纂

    編纂に携わるようになった経緯を教えてください。

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    「まえがき」にある新機軸2点(「意味の全体像を丸ごと提示する」最新の語義記述方式・大規模コーパスの分析結果に基づくコーパス関連情報)の1つ目を瀬戸先生、2つ目を投野先生が担われたと理解していいでしょうか。

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  • 05.-

    辞書執筆者・編者に必要な資質

    先生は、長らく執筆を続けて経験を積んで編集主幹になったというよりも、新しい辞書を作るための編集主幹として声がかかるというあまり他にみないタイプの編者ですよね。

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    辞書執筆者・編者に必要な資質とはどのようなものであるとお考えですか。

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  • 06.-

    辞書学研究とこれからの辞書

    先生は、日本の辞書編纂のいわば徒弟制度のような枠組みには入っておらず、卒業論文が国際的な注目を集め、そこからずっと国際的にもご活躍されて、日本に成果を逆輸入してきたような印象があります。

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    これからの辞書学研究・辞書はどうなっていくとお考えでしょうか。

    アンサーアイコン
02

07.-

インタビューを終えて

 投野先生にお話を伺うにあたり、2008年に『英語青年』で組まれた特集「英和辞典の新時代」に先生が寄せられた「電子メディア対従来型辞書」を再読し、そこに書かれていることが2024年の今でもまだ古くなっていないことに驚きました。そして、「先見の明」というのが投野先生を語るときのキーワードになるのだと、インタヴューを終えて思いました。先生が力を入れてこられた研究のほぼ全てにおいて、投野先生が先鞭をつけ、黎明期、初期の研究として広く引用されている。「ユーザー・スタディ」という言葉が一般的に使われるようになる前に、卒業論文で辞書使用者の行動を明らかにする。COBUILDが出た時に、これからはコーパスの時代、と専任職(しかも母校の学芸大)を辞めてコーパス言語学でPhDを取るために渡英の決断をする。学習者コーパスを日本に広めたのも、「コーパス」をコーパス君というキャラクターにまでして認知度を高めたのも先生。CEFR を日本の英語教育に応用できる CEFR-J という形にしたのも。『エースクラウン英和辞典』がこれからどのように進化を遂げるのか、また、投野先生の手でこれまでの概念を覆すような辞書がきっと生み出されることになるーと、とても楽しみになりました。
 そして、本当にお忙しいところ貴重なお時間を割いていただいたのに、インタビュー後にはとても美味しいピザをご馳走になってしまったのでした。